関節リウマチはこれまでDMARDsと呼ばれるメトトレキセート(リウマトレックス)に代表される免疫調節剤がせいぜいでしたが、最近遺伝子組み換えの抗TNFαや抗IL-6生物学製剤が出来て治療が大きく変わりました。関節が痛くて歩けなかった人が階段の昇り降りが出来るようになるなどリウマチ治療は劇的な進歩を見せています。リウマチは多発性関節炎が主症状ですが、肺心臓など全身に影響を与え慢性心不全などと同様の生命予後の悪い疾患です。診断は血液中の抗CCP抗体が他の検査で引っかからなかった人も陽性を示す高い特異性が報告されています。サイトカイン療法にはレミケード、エンブレル、アクテムラ、ヒュミラの4剤があり、レミケードは点滴、その他は皮下注射です。リウマチは最初の半年で急速に進行する病気なので、早いうちにこれらの治療をする必要があると、従来と異なる考え方が主流になりつつあります。当院でもいい成績がでています。